建設環境調査室 室長(取材当時 自然環境調査室 室長)山田 昌義

⾃然環境調査室の仕事とは?

自然環境調査とは、植物、魚類、鳥類、哺乳類、両生類、爬虫類、昆虫類などの調査を行い、生態系を保全するための方策を考える仕事です。
公共事業などで環境を改変する時には、事業地の生態系を明らかにした上で、どのように保全していくか、事業実施後にどのように復元するべきかを提案します。

植物

どんな植物がどこにどれくらい生育しているかを調査したり、分布図を作成します。

陸上植物
水生生物

鳥類

鳴き声や見た目、行動などで種構成を調査したり、希少な猛禽類の行動を調査します。

双眼鏡での観察
望遠鏡での観察

⿂類

魚類を捕獲したり、産卵した痕跡等を調査することで、種構成や繁殖状況などを調査します。

投網
電気ショッカー

両生類・爬虫類・哺乳類

個体の目撃や痕跡(足跡、食痕、糞など)、定点センサーカメラ等により、生息種する種類やその行動を調査します。

目撃法
センサーカメラ

この仕事のやりがいは?

真剣に取組めば取り組むだけ、多くの動植物や生息・生育環境を守ることができます。
多様な自然環境を次世代に残すことができるこの仕事に、とてもやりがいを感じています。

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