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2024年度 第1回技術研修会を開催いたしました

7月19日(金)に2024年度 第1回技術研修会を開催いたしました。

弘前大学 農業生命科学部 教授 丸井篤 先生

丸井教授は、国内、海外のさまざまなフィールドで作物生産に必要な水の量と水質についての調査・研究に携われており、そのなかで、有機物を用いた保水性、排水性改善や栽培培地の開発等に取り組まれています。近年、農地への土壌改良剤として、保水性や透水性、保肥性の向上に効果が期待できるバイオ炭が注目されています。本講演では、「PET炭化物施用による農地の土壌改善に関する研究と昨今の灌漑事情」と題して、ペットボトルの炭化物が土壌環境に与える影響についてご講演いただきました。

株式会社ズコーシャ 技術部設計一課 小池野乃花

近年、BIM/CIMへの取り組みが加速しており、北海道農政部の農業土木の分野でもBIM/CIMの取組が試行的に始まりました。その試行的な取り組みの一つとして、令和5年度に北海道農政部から発注された営農用水実施設計業務において、BIM/CIM成果品の作成を試みました。今回、納品までの一連の流れを報告することにより、農業土木分野でBIM/CIM成果品を作成するにあたって生じている課題と今後ズコーシャが取り組むべきことの説明を行いました。