技術部 橋梁設計課

新しい橋の設計と既存の橋の点検・診断・維持管理

橋梁設計とは、『新しい橋を造る』というイメージが強いかもしれません。もちろん、新しい橋の計画や設計は橋梁設計課の仕事です。ところが今は新しく造るだけではなく、既にある橋の点検・診断や補修設計といった橋の『維持管理』がとても重要になっています。北海道には約13,000橋もの橋があります。これらは日々の生活に欠かすことのできない道民の大切な財産です。橋梁設計課では、利用者が安全で快適な生活ができるよう、橋の維持管理に力を入れています。

橋梁点検・診断

経験値に裏づく、コンサルタントとしての
適切な作業の技術提案

橋の点検では、小さな損傷も見逃すことができません。したがって点検は『近接目視』で行う必要があります。川をまたぐ橋などでは、橋梁点検車を使用し近接目視で損傷状況を確認します。橋梁点検で発見した損傷に対し、その原因の特定や補修の必要性を診断し、橋梁を更に長寿命化させるための適切な補修方法を提案します。

橋梁補修設計

今ある橋梁を長く使うために

橋梁点検で補修が必要と診断された橋に対して、損傷前の性能に戻すための橋梁補修設計を行います。橋梁補修設計では、工法検討、設計計算、施工計画、概算工事費の算出を行います。

新設橋梁設計

環境にあう先を見据えた最適な橋梁を設計

新しい道路を建設する、または既存の道路を拡幅するときに橋梁を設計します。その場所に一番適した橋梁の計画、安全性を確保する計算、工事に必要な図面の作成をします。また発注者や建設会社と協議し、コンサルタントとしての見解や作業の技術提案を行います。

技術とサービス