札幌支社 設計調査課

農地の区画整理から各種点検調査、補修設計まで

農地や用排水路などの区画整理設計をはじめ、道路や空港などさまざまな場所の点検調査、橋梁や一般構造物などの新設・補修設計などを行っています。自然・生活環境への影響調査や3次元レーザ測量など、当社の得意分野と新技術を駆使して、将来を見据えた総合的な設計・提案をしています。

水田区画整理設計

水田地帯の区画整理設計を行っています。農作業効率化のため小さく不揃いな水田を大きく均一な区画に整備するのが区画整理で、併せて道路や用排水路、暗渠排水も計画します。農地の所有見直しを行う換地計画では、農家との密接な打合せが必要となります。新たな区画割計画、施設配置計画には苦労も多いですが、農家の方々にレイアウトを提案すると「将来こんな素晴らしい区画になるんだ!」と目を輝かせて喜ばれることもあり、非常にやりがいを感じます。農家戸数が減少している時代、少人数での経営に一役買っています。

点検調査業務

道路舗装、道路付属物及び道路防災点検、空港での性状調査及び土木施設など、さまざまな点検業務を行っています。このうち利尻空港では、滑走路や誘導路、エプロン等の路面性状調査(ひび割れ、わだち掘れ、平坦性の調査)や滑走路を横断する管渠の腐食、破損及びたるみ等を、専用のTVカメラを使って点検しています。駐車場や構内道路に異常がないかなど空港土木施設のありとあらゆる施設を調べます。不備や誤りが重大な事故に繋がる恐れがある業務のため緊張感を持って作業しています。

補修設計業務

道路、一般構造物、河川構造物、橋梁など多方面にわたって調査・点検・新設設計および補修設計を行っています。当社が得意とする動植物への環境負荷軽減対策や、ドローンや3次元レーザ測量を活用したBIM/CIM対応など、新技術も積極的に取り入れています。迅速な対応をするため橋梁点検車も自社で保有しています。社会資本の老朽化が問題視され社会資本整備の「維持管理」「調査点検」が求められる今、各分野の熟練技術者と蓄積したノウハウ、強みを生かした取り組みでさまざまなご要望にお応えします。

技術とサービス