建設環境調査室 技師齊藤 和実

建設環境調査って何するの?

事業損失調査

公共事業に伴う工事や道路交通に伴う騒音・振動、低周波の調査、予測、評価を行っています。また、公共事業に係る工事により発生した地盤変動や振動によって、建物等に損害等が発生した場合の基礎資料として家屋調査を行っています。

雪況調査

北海道の冬の道路は、吹雪による視程障害や吹だまりによる交通傷害が多く発生しています。私たちはその状況を把握する目的で気象観測機器を搭載した移動気象観測車を用いて調査を行っています。

雪況調査

騒音振動調査

公共事業に起因する事業損失に伴う騒音振動調査や道路交通騒音や工場騒音などの生活環境の調査を行っています。

工事騒音の計測
工事中の振動の計測
騒音振動の周波数分析

移動観測査

移動気象観測車で道路状況の動画とリアルタイムの風向風速、気温、視程距離を記録します。

WEBカメラを設置してリアルタイムの映像を確認
移動観測記録車
吹きだまりの位置や規模を測定

家屋調査

工事に近接する家屋について、建具の隙間や柱傾斜、外壁の亀裂の幅や長さを計測しデジタルカメラ対応改ざん防止メディアを使用して撮影します。

亀裂の計測
柱の傾斜計測(左)、建具の隙間を計測(右)
家屋調査立面図 外壁の亀裂等を測定し作図、写真撮影箇所を表記

この仕事のやりがいは?

高校を卒業して何もわからない状況から様々な内容の仕事を学べる楽しさや、大変さを実感できるようになりました。
家屋調査は、建物の図面を起こして建物の構造を把握することや、騒音振動では重機等が出す音や振動の大きさを測ってまとめる事が、とてもやりがいのある仕事だと感じます。

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