技術部設計二課 主任技師馬渕 裕輝
農業⼟⽊設計ってどんな仕事?
農業経営の負担軽減や農作物の⽣産性の向上を⽬的として、農業基盤を整備する為の施設を設計する仕事です。
農業において⼤切な⼟づくりの向上を⽬的として、下記の設計を⾏っています。
- 畑に⽔を供給する⽤⽔路、 畑地かんがい施設
- 畑の排⽔性を良くする排⽔路、 暗渠排⽔
- 畑に栄養を供給する⽜の糞尿を利⽤した肥培かんがい施設
畑かんがい施設
畑地かんがいとは、農作物が健康に⽣育するように、必要な時に必要な分だけ農業⽤⽔を畑に散⽔するシステムです。設計業務では、圃場の散⽔範囲や圃場内給⽔栓の配置等を整理し、営農作業の負担軽減を⽬指した施設の設計を⾏っています。
肥培かんがい施設
肥培かんがいとは、⽜のふん尿をかんがい⽤⽔で希釈して、畑地や牧草地に散布することを⾔います。設計業務では、農家の意⾒・要望を基に設計条件を整理し、設計基準に適合した安全で使い易い施設の設計を⾏っています。
暗渠排⽔
暗渠排⽔とは、農業機械がぬかるんだり、農作物がうまく育たない畑の⽔はけを改善する為に、地中に暗渠排⽔管を埋設するものです。設計業務では、農家の意⾒・要望を整理し、農地の利⽤⽅法を考慮した上で、排⽔効率の良い配線計画を⾏います。
この仕事のやりがいは?
日々の地道な努力の積み重ねが、明日への技術力向上(成長)につながります。