ズコーシャの技術の源総合科学研究所って
どんなとこ?
これまで以上にお客様に高品質のサービスを提供するため、
社員のアイデアが詰まった新しい研究所を作りました。
Open&Natural
新しく生まれ変わった総合科学研究所
社員のアイデアがたくさん詰まった総合科学研究所とは
社員自らがアイデアを出し合い設計
調査から設計、提案までを一貫して行い、質の高いサービスを提供するために自社で総合科学研究所を持っています。従来の研究所が老朽化し、また手狭となったため、創立60周年を機に新研究所の建設に着手。約1年後の2020年春、ついに新研究所が完成しました。設計は社員自らが行い、社内でプロジェクトチームを結成して新しい働き方の提案や、理想の職場づくりのアイデアを出し合いました。
コンセプトは「Open&Natural」
従来型の縦割り業務ではなく、連携し共同して業務に当たるという思いを込めた「Open」と、自然環境との関わりが深い業務特性にマッチする「Natural」を合わせた言葉です。またOpen&Naturalを訳すと「自由闊達(かったつ)」という言葉になり、これらのことから「自由闊達であれ」そして「自然環境との調和」という、今後の働き方の指針や未来への思いが込められています。
オープンな研究で持続的発展に貢献する1F実験室
居心地のよい快適な環境で
オープンな研究を
中央の共有実験室の周りをぐるりと取り囲む、ガラス張りの実験室。一般的に閉鎖的と言われる実験室ですが、他より高い天井高も含め、できる限り明るくオープンな空間にしました。コミュニケーションの活性化はもちろん、誰がどのような研究をどのような手順で行っているのかを見ることができるので、社員教育にも役立ちます。また床色は温かみのあるアイボリー、汚染対策のシャワールームをつくるなど、居心地よく快適に仕事できるよう心掛けました。
最新設備で
コンタミネーションを防止
実験室はさまざまな物質を扱うため、「コンタミネーション(実験室汚染)の防止」に細心の注意を払っています。そのため気圧を細かくコントロールして空気中の汚染が広がらないようにする自動空調設備や、薬品の充満を防ぐドラフトチャンバー、微生物検査用の安全キャビネットなど、最新の設備を導入しました。多種多様な調査や分析を高精度に、また安全に行うことができる環境を整えて、高品質なサービスと働きやすさを両立しています。
多種多様な実験設備
フリーアドレスで新たな交流と学びが生まれる2F執務室
実現への議論からはじまった
新たな交流
執務室の最大の特長は「フリーアドレス」。課や室を越えた「知識の融合」は、業務の効率化や高品質化につながり、より連携しやすい雰囲気づくりになりました。幅広い年代で構成されたプロジェクトチームによる検討会議では、多くの議論が交わされ「ノートPCではできない仕事はどうするのか、私物はどこに置くのか」など未知のことに対する不安に対し、世代を越えた「実現への議論」が新研究所コンセプトと重なり、まさに「フリーアドレス」が、コンセプトOpen&Naturalへのファーストステップとなりました。
社員のアイデアでより快適な空間に
曲線の仕切りが印象的な隠れ家的要素で人気の「図書ゾーン」。掘りごたつもある「リラックスゾーン」は、打ち解けた雰囲気での打ち合わせはもちろん、フラットな小上がりにすることで、子どもの顔を見ながら仕事ができる空間にするなど、子育て中の社員にも優しい作りになりました。また社員がアイデアをしぼり、北海道らしい空間として3つの大会議室も生まれ、社員自らが働く環境を意識し、より快適な空間にすることで業務に対する意識づけができたことも大きな収穫です。
北海道の大自然をモチーフにした会議室
畑のパッチワークをイメージし、土の茶色とグリーンがアクセントになっています。
サクラマスが泳ぐ清らかな川の流れとうねり、飛沫をイメージしています。
明るい太陽をイメージし、壁紙はひまわりの柄にしています。