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まちづくりの質問一覧

最近よくワークショップという言葉を耳にしますが、何をするのでしょうか?

確かに最近、自然活動、まちづくり活動や学校教育の場など、身近なところでも「ワークショップ」という言葉を耳にするようになりました。ワークショップを日本語にすると「仕事場」「作業場」(何かを共同でつくる場所)と訳されます。広い意味で、参加者があるテーマについて共同作業を主体的に行い、楽しみながら学んだり、創り出したり、判断したりする作業、またその場を指します。ただ実際、ワークショップといっても、その目的、内容に応じて進め方は多種多様のようです。
当社では、住民の方々とまちづくり系の仕事をする時は、ワークショップをひとつの会議手法と捉えています。「住民参加による公園づくり」や「環境に配慮した川づくり」といった公共空間の計画策定、また住民が主役の「まち・地域づくり」などのお手伝いをする時、合意形成を築く有効な手段として活用しています。企画・運営の立場から、ワークショップに期待する効果について、その一部をあげてみると、

  1. 立場の異なる方々(住民、行政、専門家など)が、お互いの意見・考え方を理解し、学びあうことができること
  2. 参加者の意見を元に、その時点における一つの判断や意思の決定が民主的に行われる。また、意思決定へ向けた住民参加の場となること
  3. 今後の活動の礎となる、人と人の協力関係やネットワークなどが築かれること

などが挙げられます(ただし、必ずそうした成果が得られるとは限りませんが)。
一方、参加者の立場からみて、ワークショップとは何か。ひとつ言えることは、ワークショップは「見る」「聞く」より「参加」「体験」してみて分かることが多いということです。実は「百聞は一見にしかず」だったりするのです。ですので「論より証拠」、一度、興味のあるワークショップへの参加機会を見つけて、飛び込んでみてはいかがでしょう。

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